知らないと損!プロパンガスは比較だけで月数千円節約できる話

勉強中のシバくん

プロパンガス代が高いのは仕方ないよね……

達人

そう思い込むのは間違いじゃ。
プロパンガスは“自由料金制”じゃから、地域や業者によって料金に大きな差があるんじゃよ。

そうなんです。プロパンガス業界は閉鎖的なので、料金が公開されていないケースも多く、長年契約しているだけでぼったくられている可能性もありますので、一度見直してみましょう。
ただ、見直しを検討できるのは、基本的には所有者のみとなってしまいます。物件にもよりますが、賃貸の方は見直しが難しいのは否めません。

見直しにあたって、誰でも簡単に料金を比較できる便利なサービスについても紹介します。

今回は、プロパンガスの料金が高くなる仕組みから、比較だけで数千円の節約ができる理由、そして乗り換えの具体的な手順までをわかりやすく解説しますよ。

目次

プロパンガスはなぜ高い?知られざる“自由料金制”のカラクリ

都市ガスに比べて「プロパンガスは高い」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

その原因のひとつが、プロパンガス業界の“自由料金制”という仕組みにあります。

プロパンガスは「業者が自由に価格を決められる」

都市ガスは公共性が高いため、基本的に料金が地域で統一されており、規制のある価格体系です。

一方、プロパンガス(LPガス)は完全な自由料金制。つまり、ガス会社ごとに自由に価格を設定できるのです。

そのため、同じ地域・同じガス量でも料金が倍近く違うということも珍しくありません。

価格が「見えない」「比較しづらい」ことが高止まりの原因

プロパンガス業者の多くは、料金表を公式サイトなどで公開していません

また、地域によって契約できる業者が異なるため、価格を横並びで比較するのが非常に難しいという現実があります。

こうした不透明さが、消費者側の無関心を招き、「気づかぬうちに割高な料金を払い続けている」状態につながっているのです。

料金がじわじわ“値上げ”されているケースも

プロパンガスは、契約当初は安くても、数年かけて少しずつ値上げされるケースもあります。

知らないうちに基本料金や従量単価が上がっていた、ということもあるため、契約年数が長い人ほど注意が必要です。

このような背景から、まずは「自分のガス代は高いのか?」を知ることが、固定費見直しの第一歩になります。

次のパートでは、なぜプロパンガスの“ぼったくり”が放置されやすいのか、その構造を掘り下げて解説します。

なぜ見直されにくい?プロパンガスの「ぼったくり」が放置される理由

多くの家庭で、プロパンガスの料金が割高でもそのまま使い続けてしまう理由には、いくつかの構造的な問題があります。

「選べない」と思い込んでいる人が多い

プロパンガスは地域の業者と直接契約する形式が多く、特に賃貸住宅では入居時にすでに決まっている業者をそのまま使うケースが大半です。

その結果、「ガス会社は選べないもの」という誤解が根強く、料金の比較や見直しがされないまま長年放置されがちです。

料金が“見えづらい”ため、割高に気づきにくい

プロパンガスは検針票でざっくりとしか金額が分からないことも多く、従量単価や基本料金の内訳が不明確なままになっていることがあります。

都市ガスと違い、インターネットで簡単に相場を比較できないのも、見直されにくい原因です。

地域や戸建て事情で“足元を見られる”ことも

特に地方や郊外の戸建てでは、プロパンガス以外の選択肢がなく、競争が働かないエリアでは価格が高止まりしやすい傾向にあります。

業者が独占的な立場になることで、値上げしても契約が続くという構造が、いわゆる“ぼったくり”を招きやすくなっているのです。

さらに深刻なケース:「入居者が大家の設備負担を背負わされる」

実は賃貸物件では、もっと深刻な“業界慣行”も存在します。

それは、本来大家が負担すべき設備コストを、入居者がガス代で間接的に支払わされているというケースです。

例えば、以下のような流れで「大家は得をし、入居者は損をする」仕組みが成立してしまっています。

  1. プロパンガス業者が、給湯器やコンロなどの設備を無償(または貸与)で大家に提供する
  2. その代わりに大家は、そのガス業者を物件に導入する
  3. ガス業者は、その物件の入居者に相場の2倍近い料金を請求する
  4. 結果的に、設備代は入居者が割高なガス料金で肩代わりする

つまり、入居者が知らないうちに、設備費用まで背負わされているのが現実なのです。

このような構造的な問題があるため、プロパンガスは「見直そう」と意識しなければ一生高いまま払い続けることになりかねません。

だからこそ、「比較してみる」だけでも大きな一歩。次のパートでは、誰でも無料で使えるプロパンガス料金比較サイト「エネピ」を紹介します。

比較するだけで数千円節約できる?エネピの使い方とメリット

enepi公式HP

「プロパンガスって見直しにくいし、どうすればいいの?」という人におすすめなのが、プロパンガス料金の一括比較サイトです。
いくつかありますので、それぞれの特徴や使いやすさなどについて解説します。

ENEPI(エネピ)|業界最大級の提携数と手軽なWeb完結型サービス

■ 主な特徴

  • 全国500社以上のガス会社と提携しており、地域に応じた最適なガス会社を紹介可能
  • 料金シミュレーションが簡単で、郵便番号や使用量を入力するだけで見積もり可能
  • Webだけで完結するため、電話対応不要で忙しい人でも手軽に使える

■ おすすめポイント

ガス会社の切り替えが簡単にでき、しかも最短1分で料金シミュレーションができる点が好評。しつこい営業もなく、手続きもすべてオンラインで完了できるので、初めての人でも安心して利用できます。

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コジート

郵便番号とガスの使用量を入力するだけで、あなたの地域に最適なガス会社と料金プランがすぐわかります。完全無料・Web完結で、しつこい営業もありません!

ガス屋の窓口|相談型で安心!地域密着&サポート重視の切替サービス

■ 主な特徴

  • 電話・メールの両対応で丁寧なヒアリングを行い、ユーザーに最適なガス会社を提案
  • 全国対応かつ地域密着型で、地元で評判の良い業者と直接つながれる
  • 累計13万件以上の実績があり、運営歴も10年以上と信頼性が高い

■ おすすめポイント

「親切で対応が早い」「不安なことも丁寧に説明してくれた」といった口コミが多く、特に高齢者やネットが苦手な人にも好評。電話でじっくり相談したい人には最適なサービスです。

\専門スタッフに無料相談してみる/

コジート

13万件以上の実績を持つプロが、あなたの地域と生活スタイルに合ったガス会社を丁寧にご提案。電話・メール対応OKなので、ネットが苦手な方にもおすすめです。

ガスチョイス|都市ガスとの比較もできる柔軟性が魅力のサービス

■ 主な特徴

  • プロパンガスと都市ガスの両方を比較できる珍しいサービスで、引っ越しや新居選びにも便利
  • 全国対応で複数の見積もりを一括取得可能、選択肢を自分で比較・検討できる
  • 一部の地域でキャッシュバック特典あり、コスト面でもメリットがある

■ おすすめポイント

複数のガス会社から提案を受けられるため、比較しやすくて安心との声が多いです。都市ガスとプロパンの違いに迷っている人や、新築・引越し時に調べたい人に向いています。

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ガスの種類に迷っているならガスチョイス。複数のガス会社から一括見積もりでき、料金やサービス内容をじっくり比較できます。全国対応・簡単申込!

プロパンガス料金消費者協会|中立性と適正価格にこだわる老舗のサポート団体

■ 主な特徴

  • 営利目的の紹介ではなく「適正価格の普及」を目的とする中立的立場で運営
  • 専属スタッフが利用者ごとに担当し、継続的な価格監視やトラブル相談にも対応
  • 2009年設立・累計6万件以上の相談実績を誇る老舗サービス

■ おすすめポイント

「値上げされないよう見守ってくれる」「営業目的でないのが安心」といった声が多く、信頼性を重視する人に好評です。特に料金が不透明と感じている人におすすめです。

\ガス料金の適正価格を無料で診断/

コジート

中立的な立場から、あなたのガス料金が「高すぎないか」を徹底チェック。2009年からの信頼と実績で、不透明なガス契約に安心を。まずはお気軽にご相談ください。


4サービス比較

4つのサービスを一覧にしたのが下表です。
どれか1社となるとエネピが一番使いやすくておすすめです。
ただ、複数サービスに同時申し込みし、見積もり内容やキャンペーンを比較するのが確実でしょう。

いずれも無料で使えて、訪問なしで簡単に料金シミュレーションができるのが特長です。

サービス名特徴使いやすさ実績・信頼性
ENEPI(エネピ)提携ガス会社が全国に多く、料金シミュレーションが簡単にできる◎ Web完結・UIがわかりやすい提携ガス会社数500社以上、利用者数多数
ガス屋の窓口電話とメール両対応で丁寧なヒアリング、地域密着型で地場のガス会社を紹介可能○ Web申込み後に電話でやりとり利用件数13万件以上、運営歴10年以上
ガスチョイス都市ガスとプロパンガスの両方を比較できる全国対応サービス○ 使いやすいが情報入力がやや多め比較的新しいが口コミ・評判は良好
プロパンガス料金消費者協会中立性をアピールし、料金適正化をサポート。利用者に専属スタッフがつく△ Web申込みだがやや説明が複雑実績6万件以上、口コミ評価は高め

そのまま申し込みたい場合は、サービス会社経由で契約のサポートも受けられるので、乗り換えが不安な人にも安心です。

「一度見積もってみたら、いまのガス料金が明らかに高すぎた……」というケースは少なくありません。

次のパートでは、実際に乗り換える際の注意点やトラブル回避のコツをご紹介します。

乗り換えは意外と簡単!トラブルなく切り替えるための注意点

「ガス会社を変えるって面倒じゃないの?」「トラブルにならない?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、実はプロパンガスの乗り換えは想像以上にシンプルです。

賃貸で借りているのであれば、大家さんに選ぶ権利がありますが、自分が所有しているのであれば自由にガス会社を選ぶ権利があり、手続きも簡単に済みます。

乗り換えの基本的な流れ

STEP
現在のガス会社の契約内容を確認

契約期間や、解約金などの有無を確認しましょう。

STEP
比較サイトなどで新しいガス会社を選定

比較サイトは、1社ならエネピです。
キャンペーンなどをやっていることもあるので、2〜3つくらい同時に申し込んで比較してみるのもありです。

STEP
新しいガス会社から「切替日」や「点検日の連絡」が入る
STEP
切り替え当日は新業者が訪問し、ボンベや機器を交換してくれる(数十分程度)

大がかりな工事は不要なので、時間は30分程度です。
切替後はすぐに新しい料金体系で利用可能になります。

注意すべきポイント

  • 解約金や撤去費用が発生する場合がある:契約書を事前に確認しておきましょう
  • 貸与された設備がある場合は返却の必要:給湯器・コンロなどが該当することも
  • 賃貸住宅の場合は大家・管理会社への確認が必須:勝手に変更できないことが多い

不安がある場合は、先に紹介したエネピなどの比較サービスに相談すれば、乗り換え対応をサポートしてくれる業者を紹介してもらえます。

せっかく見つけたお得なガス会社、スムーズに切り替えて、毎月の節約をしっかり実感しましょう。

次のパートでは、本記事のまとめとして、プロパンガス見直しの重要性と実際の効果について振り返ります。

まとめ|ガス代の見直しが家計改善の第一歩になる

プロパンガスの料金は、見直さない限りずっと高いまま払い続けている可能性があります。

なぜなら、自由料金制という仕組みのもと、同じ地域・同じガス量でも料金が倍以上違うケースがあるからです。

しかも、検針票を見ても料金の内訳が分かりにくく、入居時からそのまま契約し続けている人も多いのが現実です。

「比較するだけ」で、未来が変わる

プロパンガスは選べないと思い込んでいる人が多いですが、所有者であれば、比較して選ぶことができます。物件によっては賃貸でも交渉できる余地があります。

無料の比較サイトを使えば、地域のガス料金相場を簡単にチェック可能。使い方も簡単で、しつこい営業もありません。

まずは一度、今のガス料金が高すぎないかチェックしてみることから始めてみてください。

固定費の見直しは「努力しなくていい節約」

ガス代を見直すことで、月3,000〜5,000円の節約ができるケースもあります。年間にすれば数万円の差になります。

一度見直すだけで効果がずっと続く、固定費の見直しは家計改善の最短ルートです。

節約=我慢ではありません。ムダを省いて、お金と暮らしにゆとりを。

今すぐ行動を始めて、ガス代のムダを断ち切りましょう。

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