
自宅のWi-Fiを見直した方がいいのか迷ってるんだけど、どのサービスが一番安いの?
光回線って必要なのかな?



固定費なので、絶対見直すべきじゃ。一度見直せば、ずっと節約になるから効果は大きいじゃよ。
Wi-Fiにも種類があるから、どれくらい使うかによっても、選ぶものが変わってくるのじゃ。
テレワークや動画視聴が当たり前になった今、自宅のインターネット環境は欠かせませんよね。
しかし月額5,000円前後の通信費は、家計の中でも地味に重くのしかかってくる固定費のひとつ。
今回の記事では、主要Wi-Fiサービスの料金・特徴を比較し、在宅派にとって最適なインターネット環境を検証していきます。
さらに、楽天モバイルを活用してWi-Fi代をゼロに近づける裏ワザもご紹介。節約と安定を両立した選び方を、わかりやすく解説します。
自宅Wi-Fiの選び方|最安でも失敗しないためのポイント


Wi-Fiを選ぶとき、料金はしっかり確認しないといけませんが、とにかく安いものを飛びつくのも危険です。
安いだけで選んでしまうと「遅くて使えない」「すぐ止まる」「契約期間が長すぎた」と後悔することもあります。
ここでは、最安Wi-Fiを選ぶときに失敗しないためのポイントを4つ紹介します。
①使用目的をはっきりさせる
まずは、「自分が何にWi-Fiを使いたいのか」を考えましょう。
- 動画を見るだけ → そこまで速くなくてもOK
- オンラインゲームをする → 高速で安定したWi-Fiが必要
- テレワーク(在宅で仕事) → 安定性がとても大事
使い方によって、ぴったりのサービスが変わります。
②通信速度・安定性・料金のバランス
月々の料金が安くても、通信速度が遅かったり、すぐに接続が切れたりすると困りますよね。
- どれくらいの速さでインターネットができるか
- 混雑しても安定しているか
- 料金が割高ではないか
安さだけでなく、速度や安定性も含めたバランスを見て選ぶことがポイントです。
用途に応じて、必要な通信速度や容量は大きく異なります。代表的な利用シーンごとの目安が下表です。
利用シーン | 推奨通信速度 | 推奨通信容量 |
---|---|---|
テキスト中心の在宅ワーク(メール・資料作成など) | 5〜10Mbps | 月10〜20GB程度 |
Zoomなどのビデオ会議 | 20〜30Mbps | 月30〜50GB |
高画質の動画視聴(Netflix/YouTubeなど) | 30Mbps以上 | 月100GB〜無制限 |
家族で複数端末同時接続 | 50Mbps以上 | 月200GB以上 |
このように、メールやLINE、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSがメインの人と、日常的に動画や会議を行う人では、求められるWi-Fiのレベルがまったく異なります。
③工事が必要かどうかをチェック
Wi-Fiサービスの中には「工事が必要なもの」と「工事不要でコンセントにさすだけで使えるもの」があります。
- 光回線 → 工事が必要(1〜3週間かかる)
- ホームルーターやポケットWi-Fi→ 工事不要ですぐ使える
数年後に引っ越し予定がある人や、すぐ使いたい人には「工事不要」のものが便利です。
④セット割やキャッシュバックも見逃さない
スマホと同じ会社でWi-Fiを契約すると、「セット割」でスマホ代が安くなることがあります。
また、「キャッシュバック」という形でお金が戻ってくるサービスもあります。
- スマホとWi-Fiを同じ会社にする
- キャッシュバックがもらえる契約先を選ぶ
おまけ要素に流されない方がいいことも多いですが、セット割がずっと続くならトータルでお得といえるでしょう。
これだけで、年間1万円以上お得になることもあるので、しっかりチェックしましょう。



自分に合った自宅Wi-Fiを探すためには、第一段階として、以上の4つのポイントを確認しましょう。
月額料金が高ければ安心とは限りません。重要なのは、自分の使い方に合ったサービスを選ぶことです。
スマホやテレビでYouTubeなどの動画を観るのが当たり前になっていますので、ほとんど人は無制限にしておいた方がいいと思います。
ただ、例えば、自宅以外のWi-Fi環境で動画をダウンロードすることができて、自宅ではWi-Fiを使わずに動画を観ることができるようであれば、通信容量を少なくした契約を検討することもできるでしょう。
次は、光回線・ホームルーター・モバイルWi-Fiなど、主要なWi-Fiサービスの種類と特徴について解説します。
主なWi-Fiサービスを比較|光回線・ホームルーター・モバイルWi-Fiの違い



第二段階は、Wi-Fiの種類の確認です。
第一段階で確認した自分の状況を考えると、どの種類のWi-Fiがいいのかを確認しましょう。
インターネットを自宅で使う方法には大きく分けて3種類あります。
- 光回線(ひかりかいせん)
- ホームルーター(おうちに置くタイプのWi-Fi)
- ポケットWi-Fi(持ち歩きできる小さいWi-Fi)
それぞれにメリット・デメリットがあるため、用途とライフスタイルに合ったサービス選びが重要です。
以下に特徴を比較してみます。
特徴比較
光回線 | ホームルーター | ポケットWi-Fi | |
---|---|---|---|
通信速度 | ◎ (高速・安定) | ◯ (場所によってやや不安定) | △ (速度は低め) |
容量制限 | なし (完全無制限) | プランによる (無制限〜月制限あり) | あり (月100GBや1日◯GBなど) |
月額料金 | 4,500〜6,000円前後 | 3,000〜5,000円前後 | 2,500〜4,000円前後 |
工事 | 必要 (1〜2週間かかる場合も) | 不要 (コンセントに挿すだけ) | 不要・持ち運び可 |
工事費 | 0円~40,000円 | なし | なし |
端末代金 | なし | 20,000円~70,000円 | 7,980円~10,820円程度 |
光回線:速くて、安定しているのが最大の特徴。仕事で使用したり、家族で複数台接続する人に最適です。
ホームルーター:工事不要で即日使えるのが魅力。一人暮らしや短期的な利用に向いています。
モバイルWi-Fi:外出先でPC作業や動画視聴をする人には便利。在宅メインではやや物足りない。



では、それぞれ主なサービスについて比較してみましょう。
光回線|速さ・安定性バツグン!ゲームや仕事にも最適


光回線は、自宅に専用の線(ケーブル)を引くタイプのWi-Fiです。
ストレスなく、しっかりした自宅Wi-Fiを整えたい場合は、光回線一択です。
在宅で勤務をしたり、同時に複数台使用したり、またゲームをする場合も光回線がいいでしょう。
光回線のおすすめ
サービス名 | 月額料金(税込) | 通信速度の目安 | 契約期間・縛り | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
@スマート光 | ¥3,630(集合住宅) ¥4,730(戸建て) | 最大1Gbps | なし | リンク |
マネーフォワード光 | ¥3,850(集合住宅) ¥4,950(戸建て) | 最大1Gbps | なし | リンク |
楽天ひかり | ¥4,180(集合住宅) ¥5,280(戸建て) | 最大1Gbps | なし | リンク |
ドコモ光 | ¥4,400(集合住宅) ¥5,720(戸建て) | 最大1Gbps | 2年契約あり | リンク |
ソフトバンク光 | ¥6,380(共通) | 最大1Gbps | 2年契約あり | リンク |
auひかり | ¥6,160(共通) | 最大1Gbps | 2年契約あり | リンク |
スマートホンとセットで契約した場合の「セット割引」については考慮していません。そのため、各携帯キャリアのスマホとのセット割引が利用できる場合は、個別に比較してください。
セット割を除いた場合、速くて安定している光回線がおすすめですが、その中でも最安は「@スマート光」です。
セット割がない格安SIMを使用している場合は、一番おすすめということになります。
家計管理アプリ「マネーフォワードME」を使用している人は、プレミアムサービス通常500円が0円になるため、トータルで考えると、「マネーフォワード光」が少し安くなるというところです。
その次が、「楽天ひかり」。「@スマート光」と「マネーフォワード光」は、スマホとのセット割引がないため、セット割ありのサービスも含めた最安は、「楽天ひかり」になります。
ただし、楽天モバイルは地域によっては不安定なところもあるので、新たに契約する場合は事前によく確認しておきましょう。
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ホームルーター|工事不要でカンタン設置!すぐ使える


ホームルーターは、コンセントにさすだけで使えるWi-Fiです。
工事がなく、比較的安定しているため、光回線とポケットWi-Fiのミディアムポジションですね。
一人暮らしだったり、数年以内に引っ越す予定がある人は、工事不要なホームルーターがいいかもしれません。速度もゲームだとストレスを感じるかもしれませんが、動画程度なら問題ありません。
ホームルーターのおすすめ
サービス名 | 分類 | 月額料金(税込) | 通信速度の目安 | 契約期間・縛り |
---|---|---|---|---|
楽天モバイル ホームルーター | ホームルーター | ¥4,840 | 下り最大2.1Gbps | なし |
ドコモ home 5G | ホームルーター | ¥4,950 | 下り最大4.2Gbps | なし |
au ホームルーター | ホームルーター | ¥5,170 | 下り最大2.7Gbps | 2年契約あり |
ソフトバンクエアー | ホームルーター | ¥5,368 | 下り最大612Mbps | 2年契約あり |
上記のサービスはいずれもスマホとのセット割引があるので、ご自身でスマホを契約しているところのホームルーターが最安になるでしょう。
日本通信SIMなどの格安SIMで、セット割引がない携帯会社を利用している場合は、「楽天モバイルホームルーター」いわゆる「楽天Turbo」が最安です。最初の1年は月額1,980円というのも大きなメリットです。
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ポケットWi-Fi|持ち歩けて一番安い!でも速度はひかえめ


ポケットWi-Fiは、スマホくらいの大きさのルーターで、持ち歩いて使えます。
コスト面では安く抑えられますが、速度や安定性は、光回線やホームルーターよりもかなり劣ります。また容量制限があったりするので、いろいろ注意が必要ですね。
外出先でも使う必要があったり、週に数回Wi-Fiがあった方がいい場合は、ポケットWi-Fiでいいかもしれません。
ただ、スマホでのテザリングで対応できることも多いと思うので、ポケットWi-Fiはコスパがいいとは言えません。そのため、当サイトではあまりおすすめしません。
(参考)ポケットWi-Fiの主なサービス
サービス名 | 分類 | 月額料金(税込) | 通信速度の目安 | 契約期間・縛り |
---|---|---|---|---|
Broad WiMAX | ポケットWi-Fi | ¥3,773 | 下り最大1.2Gbps | 2年契約あり |
GMOとくとくBB WiMAX | ポケットWi-Fi | ¥3,762 | 下り最大1.2Gbps | 3年契約あり |
どこよりもWiFi | ポケットWi-Fi | ¥3,058 | 下り最大150Mbps | なし |
ポケットWi-Fiをおすすめしない代わりに、スマホのテザリングを活用したおすすめについて、次のパートで説明しますね。
Wi-Fiの代替案としての楽天モバイル|テザリング活用
実は、自宅のWi-Fiを契約しなくても、楽天モバイルを上手に活用することで通信費を抑えることが可能です。
ここでは、楽天モバイルのスマホのテザリング機能による代替手段について紹介します。
スマホのテザリング機能でPCも接続可能
テザリングを活用する際の懸念は、データ容量ですね。オンライン会議だったり、動画を視聴するようなことがあれば、あっという間に数ギガ使用することにもなるでしょう。契約しているギガ数に到達すると、速度制限がかかって、使いものにならなくなります。
その懸念を解消するのが、楽天モバイルのギガ無制限プラン「最強プラン」です。
下表は、楽天と他の主要プランの比較表です。
スマホ「ギガ無制限」主要プラン比較表(2025年6月時点)
会社・プラン名 | 月額料金 (税込) | 割引適用後最安 (税込) | 通信速度・制限 | 備考 |
---|---|---|---|---|
楽天モバイル「最強プラン」 | 3,278円 | 3,278円 | 無制限 | 割引なし、従量制で3GB以下1,078円 |
ドコモ「eximo」/ドコモMAX | 7,315円 | 4,928円 | 無制限 | 家族割・光セット割等で割引 |
au「使い放題MAX+ 5G」 | 7,458円 | 4,928円 | 無制限 | 家族割・光セット割等で割引 |
ソフトバンク「メリハリ無制限+」 | 7,425円 | 4,928円 | 無制限 | 家族割・光セット割等で割引 |
mineo「マイそくスタンダード」 | 990円 | 990円 | 無制限(最大1.5Mbps) | 速度制限あり、昼12-13時は32kbps34 |
mineo「マイそくスタンダード」が最安ではあるのですが、速度は最大1.5Mbps(昼12-13時は32kbps)と制限があるため、動画視聴や大容量通信には絶望的で、おすすめはしません。
楽天に関しては割引を適用せず、他社が家族割や光回線とセットで割引を適用しても、その3分の2ほどの料金に設定されています。圧倒的に安いです。ギガ無制限なので、残りの容量を気にすることもありません。


出展:楽天モバイル公式サイト
このスマホを使ってパソコンやタブレットをテザリングでインターネット接続すれば、自宅用Wi-Fiの代わりになります。
- 通信量:完全無制限(楽天エリア)
- 通話もRakuten Linkで無料
- テザリング機能追加料金なし
一人暮らしで動画をたまに見る程度の使い方であれば、自宅Wi-Fiは必要なく、スマホ1台で十分というケースも。
まさしく最安プラン・「最強プラン」と言えるでしょう。
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注意点|通信エリアと安定性に注意
楽天モバイルはエリアによっては通信が不安定になることもありますので、その点だけ注意しておきましょう。
楽天回線が不安定な地域ではau回線に切り替わりますが、一時的に速度が低下するケースもあるため、在宅勤務が中心の人は事前にエリア確認が必要です。
楽天モバイルのエリア検索ページで、自宅周辺の状況をチェックしてから導入を検討しましょう。
結論|あなたにとって最適なWi-Fiはどれか?
ここまで、光回線・ホームルーター・ポケットWi-Fi、そして楽天モバイルを活用した代替案まで幅広く紹介してきました。
最終的に「どれがベストか」は、自身のライフスタイルと利用目的によって異なります。
タイプ別おすすめまとめ
→ 光回線(例:@スマート光)
工事が面倒・すぐに使いたい:一人暮らし/引っ越しが多い
→ ホームルーター(例:楽天モバイル ホームルーター)
できるだけ安く済ませたい:Wi-Fiはそこまで使わない
→ 楽天モバイルのスマホ+テザリング
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まずは今の使い方を見直してみよう
Wi-Fi選びは、月数千円の固定費に直結します。
「無制限・高速が必要なのか?」 「実はスマホでテザリングすれば十分では?」
この問いからスタートすることで、ムダなく・快適なインターネット環境を手に入れることができます。
必要十分な回線を選び、家計もネットもスッキリさせましょう。